M82(葉巻銀河)完全ガイド — おおぐま座の不規則銀河
概要
葉巻銀河(M82)は、おおぐま座に位置する不規則銀河です、カタログ番号はNGC 3034。見かけの等級は8.4等で、地球からの距離は約12万光年です。春の夜空で観測条件が良くなる中級者向けの天体です。
不規則銀河は、渦巻銀河や楕円銀河のような整った形を持たない銀河です。活発な星形成が行われていることが多く、特徴的な形状をしています。
基本データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| メシエ番号 | M82 |
| カタログ番号 | NGC 3034 |
| 天体種類 | 不規則銀河 |
| 星座 | おおぐま座 |
| 見かけの等級 | 8.4 |
| 距離 | 約12万光年 |
| ベストシーズン | 春 |
| 難易度 | 中級者向け |
| 必要機材 | 小型望遠鏡 |
物理的特徴
この銀河は地球から約12万光年の距離にあり、見かけの等級は8.4です。
宇宙には数千億個の銀河があると考えられていますが、メシエカタログに含まれる銀河は比較的明るく、アマチュア天文家の望遠鏡でも観測できる代表的な天体です。
観測ガイド
見つけ方
葉巻銀河(M82)はおおぐま座の領域にあります。春の20時〜22時頃に南中し、観測しやすい位置に来ます。まずおおぐま座の主な星を目印にして、星図やアプリで正確な位置を確認しましょう。
観測のコツ
銀河の観測には暗い空と口径の大きな望遠鏡が有利です。低倍率で広い視野を確保し、じっくり眼を慣らして(暗順応)から観測するのがコツです。
推奨機材
この天体の観測には小型望遠鏡を使用します。暗い空と口径80mm以上の望遠鏡での観測をおすすめします。
天体撮影のヒント
葉巻銀河(M82)は天体写真の人気対象です。赤道儀での追尾撮影が基本で、ISO感度を上げて長時間露光(30秒〜数分)を行うと、肉眼では見えない詳細な構造が浮かび上がります。複数枚の画像をスタッキング(加算合成)することで、ノイズを抑えた美しい画像が得られます。
まとめ
M82はおおぐま座で観測できる不規則銀河で、中級者向けの天体です。観測にはやや大きめの望遠鏡が必要ですが、見応えのある天体です。春の夜空でぜひ挑戦してみてください。
関連記事
M99(NGC 4254)観測ガイド — かみのけ座の渦巻銀河
M99(NGC 4254)観測ガイド — かみのけ座の渦巻銀河
M99(NGC 4254)の観測ガイド。等級9.9の渦巻銀河をかみのけ座で観測する方法を解説。
M98(NGC 4192)観測ガイド — かみのけ座の渦巻銀河
M98(NGC 4192)観測ガイド — かみのけ座の渦巻銀河
M98(NGC 4192)の観測ガイド。等級10.1の渦巻銀河をかみのけ座で観測する方法を解説。
M97(ふくろう星雲)完全ガイド — おおぐま座の惑星状星雲
M97(ふくろう星雲)完全ガイド — おおぐま座の惑星状星雲
ふくろう星雲(M97)の観測ガイド。等級9.9の惑星状星雲をおおぐま座で観測する方法を解説。
M96(NGC 3368)観測ガイド — しし座の渦巻銀河
M96(NGC 3368)観測ガイド — しし座の渦巻銀河
M96(NGC 3368)の観測ガイド。等級9.2の渦巻銀河をしし座で観測する方法を解説。